代表挨拶Greeting
70余年。
断わらない姿勢が
成長の秘訣です。
当社は創業より70年以上にわたり、車の内装用のレザーシートの加工機械、建築物の壁紙の加工機械の設計製作をおこなってきました。創業は1952年。創業者である祖父・高橋昇は戦後すぐに鉄工所に勤め、旋盤やフライスなどの切削加工技術を習得し、やがて独立。地場に根差した部品加工メーカーとしての道を歩みはじめました。当時から「お客様のご依頼は断らない」という姿勢を貫き、時代とともに変化するニーズに柔軟に対応。必要に応じて新しい技術を導入し、製造プロセスの改善をおこないながら対応できる領域を拡大し、機械製作メーカーとして、古参の地位を確立していきました。
父(現会長・高橋康雄)の代になると会社は広がりを見せます。歴史に裏打ちされた確かな技術力と迅速な対応が高く評価され、日本を代表する大手企業からも厚い信頼を獲得。他社が敬遠しがちな別のメーカーが製作した機械の修理・改造にも対応できる数少ないメーカーとして、業界でも一目置かれる存在に。2020年に私が3代目代表を引き継いでからは、先代たちが積み上げてきた歴史と伝統、技術者としての誇りを守りながら、新たな挑戦にも積極的に取り組んでいます。今や機械は、性能だけでなく外観も重視される時代。洗練されたデザインを追求することで、製品の完成度を高めています。
お客様のニーズに迅速かつ誠実に応えていく。この先も私たちの使命は変わりません。長い歴史で培ってきた技術力を継承し、高いレベルの要望に応え続けてきた技術者たちとともに、時代が求める製品づくりを続けていきます。また、近年では若手人材の育成にも注力し、技術の継承に努めています。ベテランの技術者たちの知識と経験を次世代に伝えることで、技術力のさらなる向上を図っています。「うちには高橋機械製作所がいるから大丈夫だ」そんな声・信頼の数を増やしていけるよう、真摯にものづくりと向き合っていきます。どうぞご支援・ご指導を賜りますよう、心からお願い申し上げます。